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油水分離

比重差を利用した油水分離処理において、「処理能力を上げたい」「分離性を良くしたい」などの課題にお応えします。
油水分離工程は、生物処理や凝集沈殿処理などの前処理に位置し、後段処理の成否に影響を及ぼします。
ファインバブルは油分や油粕などの浮遊成分に付着し、液面への浮上を促すため「分離のスピードアップ」や「処理能力の向上」に効果的です。 即席に槽内でのDAF処理を実現できます。

導入事例

ゴム製品製造

課題
油水分離槽が小さいこともあり油の分離時間が取れない。 後段の曝気槽に油分が流入してしまい、度々曝気槽での生物処理不調を引き起こしてしまう。
油水分離の処理能力が向上。
曝気槽への油の侵入が激減し生物処理環境が安定した。

食品加工業

油分及び油粕分の浮上分離を促進している。
槽底部における油粕分の堆積は殆どみられない。
※新設時から導入

機械加工業

課題
後段の生物処理槽への油分の流入が頻発しており、
生物処理が不調になることがあった。
生物処理への油分流入がほとんどなくなり処理環境が安定した

食品製造業

生物処理槽の前段に位置する調整槽に導入。
槽内への微細気泡の供給によって油分の浮上分離を促しつつ臭気の抑制(腐敗防止)にも効果が出ている。

廃棄物処理業

油水分離性能の改善を目的に導入。
残液の油分濃度の低減と処理時間の短縮を実現。